自伐型林業とは、小規模の限られた森林の永続管理とその森林から持続的に収入を得ていく林業のことです。
今回は飯能にある日本自動ドア㈱さんが所有する山林で、自伐型林業を目指している方々を独自のカリキュラムで指導している、NPO法人地球のしごと大学さんの実践指導を見学してきました。
日々材木と接している参加者の皆さんでも、原木を切倒して加工に回すのを直に見ることが初めてと新鮮な感覚で見学していました。
まずは地球のしごと大学・副理事長 田中様よりご挨拶と今日の見学の案内をいただき、さっそく見学開始です。
切り出した木材を加工して組み立て、作成する『板倉造り』の小屋の見学。今回見学するカリキュラムとは違う小屋の作成体験の授業で建てられたものです。受講する人のほとんどがご自分の土地へ建てるために木材を加工・購入しに再び訪れているとのことです。小屋の中は暖かく入り口のドアは何と自動ドアでした(さすが日本自動ドアさんです!)。
フィールドの向こうには今回見学させてもらうカリキュラムの講習を受けに来た方々が実践前の講義を受けています。
切り出した材木置き場も自然の物だけで作られ、雨に濡れないよう風通しの良いように置かれていました。
切り出した木材を製材する機械。こちらも皆さん新鮮なまなざしで見ていました。レール部分を分割して運べば、切倒した原木をその場で製材することも出来るとのことです。
いよいよ山林へ登っていきます。思った以上に勾配がきつく、少しきつめの運動になってしまいました。
原木を切り出す準中の受講生に皆さんに挨拶をして、さらに上に登っていきます。
最初に見たのと同じ様な小屋が山の中に在りました。急こう配の土地に建物を建てる工法で、京都・清水寺と同じ『崖造り』という工法で建てられたものです。皆さん興味津々で見入っていました。
カリキュラム参加の方々が原木を切倒す所を見学です。切り倒したい方向にロープで引っ張り安全を確保しながら作業が進められ、チェーンソーの音も豪快でした。安全確保のため切倒す木の高さの2倍の距離は離れてくださいと、言われましたが皆さんじりじりと詰め寄りながら見入っていました。
みな怪我もなく無事1本の原木を伐採し、運び易いようにその場で2~3メートくらいの長さに切り分けて運ぶのだそうです。
2時間ほどの見学会を終え、駿河の石井さんオススメの古民家レストラン『ぽれぽれ』にて情報交換会を開催。お店の方自作の野菜のオブジェが壁にあしらわれている見た目にも面白いお店で、店内の調度品も凝ったものばかりで皆さん関心を寄せて見入っていました。『ぽれぽれ』とはアフリカのスワヒリ語で『ゆっくり、のんびり』という意味だとのこと。出てくる料理もやさしい味でとても美味しく、お店の名前の通りゆったりと情報交換できました。
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9月例会を開催しました。
2019年9月27日(金)中島木芸社さん会議室にて9月例会を開催
しました。
議題などをご紹介いたします。
◇議題◇
①消費税増税に伴う業界の対応について
駆け込み需要は若干見受けられた。
今回は2%の増税なので、それ程の影響は無いが材料費は上がる
のに売値を上げられない状況が厳しい。
②自伐型林業学部を開催している、NPO法人地球のしごと大學視察に
ついて小規模の限られた森林の永続管理とその森林から持続的に
収入を得ていく自伐型林業を学ぶカリキュラムの視察を開催する
ことになりました。
埼玉県飯能市大字中藤下郷字並木294ー3 自動ドア技術学院
を拠点として
西川材の伐木造材、集材搬出、簡易製材などの工程を視察します。
開催日時:2019年11月30日(土) 午前10時~12時
・個人向けの商品を扱っている菊地さんやグリーンベルさんには
組合ホームページからの問合せが少しづつだが来ている。
・日本家具検定が毎年行う必要があるか、協会からヒヤリングがあり
意見交換しました。
若手の中では1級を目指している人もいる。
鋸などの道具は、実際の作業上あまり使わなくなって来ているが、
道具を使った経験が有るのと無いのでは、機械を使う時の感覚も
違って来る。
などの意見があり、必要ではないかということになりました。
・新電力について
東京電力よりも電気代が安くなる新電力について、
新電力各社のサービスなどを調べ、皆さまにお知らせすることに
なりました。
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もっとスマホを活用しましょう! 第2回例会&勉強会を開催しました。
平成30年度の例会を兼ねて第2回目の勉強会を、2月8日(金)に中島木芸社の会議室で開催しました。
今回も埼玉県中小企業団体中央会の「組合等集中支援事業」の一環としての開催です。
今回のテーマは、無料で便利なスマホアプリの紹介が中心となりました。
始めに山川理事長より、今年初めの例会となる旨、開会のご挨拶と、さいたま市産業創造財団からの問合せについてご報告をいただきました。
次に、中央会・石田様より、この勉強会を通じて事務局の機能強化と組合員の皆さまの効率的な取り組みに期待しますと、お言葉をいただきました。
さて、いよいよアプリの実技です。
最初は名刺管理アプリ「Eight」です。
実際には会社のPCから登録して、同じIDをスマホでも登録した方が使い勝手が良いのですが、承認メールを受け取る必要があるためスマホから登録してみました。
スイスイ登録された方は瞬時に登録者同士で繋がり、Eightからのメールが受信できない方も居ましたが、会社に戻ってから登録し直して活用してもらえることと思います。
Eightで繋がった相手の会社や所属部署が変わると、自分のスマホの情報もリアルタイムに変わることに驚かれた方も居ました。
iPhone版 https://app-liv.jp/444423637/
2番目に「ファイルマネージャー」。
これはスマホの中身がどの様にフォルダーに分類されているのか、分かりやすく見られるので、これからスマホを活用するためには必需品です。皆さん、早く慣れていただくことを期待してます。
iPhone版 https://app-liv.jp/479295290/
3番目の「OCRアプリ」は、最近のものは精度が高くなり、かなり使えるものになりました。
印刷された資料やホワイトボードの文字をスマホで撮影するだけで、PDF、テキストデータやメールなどに文字として変換できるもので、皆さんも技術の進歩に目を見張っていました。
iPhone版 https://app-liv.jp/388627783/
文字量の多いメール文や文字の小さなニュースサイトなどは、スマホで読んでいると目が疲れてきます。
次の「読み上げアプリ」は、文章を代わって読み上げてくれるもので、皆さんにも重宝してもらえるものと思います。
iPhone版 http://voicepaperapp.com/jp/
●Pocket
android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ideashower.readitlater.pro
iPhone版 https://app-liv.jp/309601447/
最後は「翻訳アプリ」です。
約40か国語に対応していて簡単操作で翻訳できるため、皆さん興味津々で色々な言語に翻訳を試していました。
これからの海外の企業との取引などでも役に立つことと思います。
iPhone版 https://app-liv.jp/804641004/
また、皆さんパスワード管理に苦労されているので、スマホ内だけでなくグーグルドライブの様なクラウドにも置いておくと、スマホが故障した場合でも安全に管理できることもご案内しました。
残念ながら、勉強会に出席できなかった皆さんも、キーワードでアプリを見つけて試してみてください。
今回紹介させていただいたアプリの内、一つでもお気に入りのものが出来て、今後もスマホをより便利に活用してもらえればと思います。
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